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2014-06-23

本読みの小旅行 00024.不滅の弔辞

さすがにまだ、自分の葬式を想像したことはない。
祖母は葬式も身近な話題らしく(まだまだ長生きしそうだが)、たまに理想の葬式について語ったりしている。

生きとし生けるもの皆、避けては通れぬのが「死」。
誕生や結婚ばかりが持て囃されていて、死ぬことは誰も夢みない。

試しに「結婚式」で検索すると約 11,200,000 件のヒット。
「葬式」は約 4,590,000 件のヒット。
思ったより多い「葬式」サイトのほとんどが、葬儀の流れと費用に関するもの。「死」は突然やってきますからね…。
双方、クチコミサイトなるものがあり、覗いてみると、結婚式の口コミは賑わっているけれど、葬式の口コミは閑古鳥鳴いていた。
(どうでもよすぎる余談:「結婚式」で画像検索すると、人が写る写真が多いのに対し、「葬式」の画像は祭壇ばかりが並ぶ)

さらに「祝辞」で検索すると約 623,000 件 、「弔辞」は約 903,000 件。
これはやはり、死は唐突で、予め原稿を準備しておくことができないからだろうか。

今から想像して準備をしておこう…と思ったわけではないけれど、百年文庫には、葬式の本と弔辞の本がある。
年をとって死んでいくことは、生きていくことと同じくらい大事だ。

今回ご紹介するのは弔辞の方。

00024

有名人に宛てた有名人からの弔辞が並ぶ。
(1998年発行の本なので、誰しもが絶賛した、赤塚不二夫に対するタモリの弔辞は収められていない)

司馬遼太郎、手塚治虫、井深大、美空ひばり、丸山真男、石原裕次郎、寺山修司、大杉勝男、今西錦司、松下幸之助、中上健次、兵藤秀子、滝田ゆう、小林秀雄、逸見政孝、福井謙一、岸信介、三船敏郎、星新一、土光敏夫、北島忠治、土門拳、松田優作、山口誓子、杉村春子、湯川秀樹、武満徹、池波正太郎、シンザン、水の江瀧子。

彼らに向け、読んだのが、
陳舜臣、加藤芳郎、江崎玲於奈、大賀典雄、北島三郎、中村メイコ、木下順二、勝新太郎、唐十郎、張本勲、王貞治、今西壽夫、谷泰、伊谷純一郎、谷井昭雄、安岡章太郎、佐伯一麦、藤田明、長部谷出雄、小島功、福田恆存、山城新伍、広中平祐、沢田敏男、中曽根康弘、黒沢明、千秋実、谷口千吉、筒井康隆、矢野徹、新井素子、斎藤英四郎、金野滋、伊藤参次、亀倉雄策、原田芳雄、堀内薫、鈴木正裕、鷹羽狩行、北村和夫、湯浅佑一、河毛二郎、谷川俊太郎、山口瞳、松山光治、三橋達也。

詩人・谷川俊太郎が読んだ弔辞は、弔辞なのに「詩」のようで驚いた。

もしも私が死んだら、誰が読んでくれるんだろう。どんな弔辞だろう。
葬式のスタイルはどうでもいいけど、読まれる弔辞は死んだ後も近くに漂って聞いていたい気がする。

いつか葬式の本も紹介することになるので、その時は〇〇葬についても想像してみよう。

「不滅の弔辞」(不滅の弔辞編集委員会)
<言葉の預金通帳>

00023.ニコニコ通信
00022.頭の打ちどころが悪かった熊の話
00021.啄木のうた
00020.葉っぱ

00019.天体議会(プラネット・ブルー)

00018.博物誌

00017.作家の猫

00016.花の詩集

00015.アラスカ 永遠なる生命(いのち)

00014.旅をする木
00013.雪の絵本

00012.なぜ私はこの仕事を選んだのか

00011.わの会の眼
00010.歴博万華鏡

00009.魂のいちばんおいしいところ
00008.ことばの力
00007.森は生きている-十二月-
00006.ある家族の会話
00005.馬車よ、ゆっくり走れ
00004.ロシアは今日も荒れ模様
00003.ビバーク
00002.PAPERSKY No.39
00001.ニューせんだいノート

  • […]   00026.アラスカ 風のような物語 00025.ぼくはこうやって詩をかいてきた 00024.不滅の弔辞 00023.ニコニコ通信 00022.頭の打ちどころが悪かった熊の話 00021.啄木のうた […]

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