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2015-01-08

【森詣(もりもうで)】

毎週水曜日と木曜日は冬季定休日です。
お休みを頂いていた昨日、前厄の私は長野県上田にある北向観音というところに厄除けにいってきました。

北向観音様は北向に建立され 千手観音様を御本尊として現世利益を願い、また善光寺様は南向きに建立され阿弥陀様を御本尊として未来往生を願います。
現在と未来の片方だけですと片詣りと言われおり、たまたま向き合ってる両方をお詣りしたほうが良いと言われるようになったそうです。

 

神社仏閣の持つ、神秘的で静謐な空間で、暗闇の中行われる護摩焚きと,観音様へのご祈祷で無事厄除けをしていただきました。

 

今朝、定休日2日目のルオムの森に一人出勤すると、森には静謐な空間が広がっていました。

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人が生み出した、祈りや信心のための特別で神秘的な空間にある静謐さとは違う、

自然が生み出す静謐さは人間本来もっている自然に対する畏怖を思い起こさせると同時に、どこか懐かしさや、やさしさを覚えます。

 

久しぶりに森の中を歩いてみました。
静寂に包まれた森のなかによく耳をかたむけると、宿り木に巣をつくった鳥の鳴き声や、風の音が聞こえてきました。

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昨日、北向観音にお参りに行って、往生思想についてちょこっと調べていた私は、仏教の教え転迷開悟について考えながら歩きました。

 

森の豊かさに、動物たちの暮らしや生物の多様性をもとめていくことと、たくさんのお客様に来ていただいて森を感じてもらうこと。

 

自由に森にたくさんの人が立ち入っても、動植物を損なったり暮らすことができなくなるようなことがない状況を生み出すこと。

 

200年たったルオムの森を、次の100年をめざし、生きた森にすること。

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動物たちの営みと、我々の営みをうまく調和させることも。

 

【ルオム=自然に従う生き方】

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うーん。
難しいですねぇ。

 

森の活用に関して迷いながら道を探し、森を歩くこと。

 

どうやら、私たちの初詣は神社仏閣のほか、【森】を詣でて、【森を歩き】、【森の声を聴く】ことが新年には必要みたいです。

 

世の中に、【森詣】が広がると、おもしろいなぁ。

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