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2015-01-29

[ルオムスタイル] ~森の知恵を受け継ぐ~あさまグリルの炭作り②

オノ嬢より、リポートが届きましたので、前回に引き続き森の達人土屋さんの炭作りのご紹介です。

 

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【窯に火を入れる】

今日は火入れの作業です。
いよいよ窯に火を着けます。

昨日詰めた材の手前に、
杉、松、モミなどの燃えやすい材を置き着火します。
入り口上部に鉄板を挟んで中に火を送り込みます。

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↓1時間ほど経過。どんどん燃えやすい材を追加し窯内部の温度を高くしていきます。
ここは小屋になっていて風通しは良くないので扇風機で加勢しています。

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1時間経過したときの煙突からの煙は、黄色っぽく弱い煙。

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【火と話す】

↓火の番をする合間に、
今足りなくなりそうな材や、
次回使用する材を割ったりなど、
あせらず、ゆっくり。そして細やかに火と対話しながら過ごします。
また、窯の中に入れる材は全て斧で割ります。
「薪割り機に長さが合わないから・・・」
という理由もありますが、
土屋さんの斧を持つ表情がとっても楽しそう。

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作業を進める間に火が程良くなりました。
窯の中の温度を煙突からでる煙で見極めながら作業を進めます。
窯の内部温度が90度になった時点で入り口にフタをしていきます。

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↓窯に蓋をするために、
土に水を混ぜて粘土を作ります。

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小さな空気穴を開けながら
泥をセメント代わりにしてブロックを積んでいきます。

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手前に置いた生木に着火すると燻されて大変です。
煙との戦い、時間との勝負です。
早くしないと自分が燻製になってしまいます・・・!!

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燻されながら必死にブロックを積み上げます。

↓完成!!
ブロック下段についた空気穴からの酸素でじわじわと燃やします。
窯の大きさによってですが6日程燃やし続け、
最後に空気穴と煙突をふさぎ、火を消します。
それから1週間程窯を冷ましてからこのブロック壁を崩して
窯を開けるんです。
約2週間先まで、ドキドキします・・・

 

【火、木、土、空気の調和と時間が炭をつくる】

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↓壁に残した空気穴から火が回っているのが見えます。

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↓空気穴を拡大
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↓窯をふさいだ後の煙の状態。内部の温度が上がって勢いのある白い煙

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煙のモクモク上がる中、
煙突の下にバケツを置いて木酢液がたまるように仕掛けます。
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今回は、ここまでです。

次回が非常に楽しみな終わり方となりました。

 

ちなみに木酢液とは、木材を乾留した際に生じる乾留液の上澄分のことだそうです。(Wikipedia参照)

ルオムの森では、土屋さんの木酢液を洋館の回りにまいて害獣対策などに使用しています。