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2015-02-07

[ルオムスタイル] ~森の知恵を受け継ぐ~あさまグリルの炭づくり③

早く次が見たいです!と、炭づくりにご興味のあるお客様からお声をかけて頂く今日この頃。

シオノ嬢より、炭づくりのリポートが届きましたので、ご紹介します!

 

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回までで、
炭窯に薪を詰め、火を入れるところまでお伝えしました。
今回は火をつけた後、5日後です。

【火をつけてから】

中、どうなってるんでしょうね~!?
あれ、火が消えそうかな!?煙の温度を測ってみよう!

など煙の状態から中の状態を常に気にかけ、
火を入れてから3日目位から今度は
火を止めるタイミングを計っていました。

今日はいよいよ火をとめます。
手前の壁に作った空気穴↓と、

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煙が出ていた煙突↓をふさいで窯の中に入る空気を止めます。

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煙が出ていた煙突をふさいで窯の中に入る空気を止めます。

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空気を止めた窯内部ではゆ~っくりと火が消えていき、

【ゆ~っくりと温度が下がっていきます。】

空気穴をふさいでから10日程、
今日はいよいよ窯から炭を出します。
まずはブロック壁の外に空気を遮断する為に
作った木枠と土の壁を撤去します。
窯の熱で乾燥した土が舞いあがります。

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↓火入れの最後に作ったブロックの壁が見えました。
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乾燥した土が舞い上がるのでそ~っとブロックを外していきます。

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窯の内部が見えました。

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今回の炭の出来はどうでしょうか。

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窯の中に詰めた木材の大体6割くらいが炭になります。
もちろんその時々のタイミングで減ったり増えたりします。
燃やし過ぎると、出来上がりの炭の量が少なくなりますし、
火を止めるのが早すぎると生焼けの炭になってしまい
品質が悪く、使用したときに爆跳し、煙や灰の多いものになってしまいます。

↓白い灰の下に黒い炭が出来上がっています。

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窯の火を止めてから10日。
しかし窯の内部温度はまだ50度程。
しかも蓄熱効果がすごくて、窯を開けてもすぐに温度は下がりません。
炭も軍手を付けていれば持てますが、
温かいような熱いような温度の熱が伝わってきます。
この中に入り込んで出来上がった炭を紙袋に詰めていきます。
外の気温はマイナスなのですごい温度差。
5分ほどでじわじわと汗をかいてきます。

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手前に詰めた材(詰める段階で燃えてほとんど残らないと想定した材)は
炭になっていても細々としたサイズに割れたり崩れていたりしますので分けて回収します。

手前に詰めた材を集め終わり、本格的に炭を回収し始めると
「今回のは最高の炭!」

と土屋さん。
確かに詰めながら金属っぽい高音がぶつかり合います。

出来上がった炭は大きさごとに分けて集め
適材適所で使い分けます。

・大きく綺麗に出来上がった炭↓    皮を剥ぎあさまグリルで使います。
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・手前の方で燃えすぎてボロボロと細かくなった炭↓ こたつや室内の囲炉裏などで使います。
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・剥がした皮の部分↓は爆跳することがあるので屋外で暖をとるのに使います。
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・白い灰、豆炭以下の大きさの屑炭↓ 土壌改良材として畑にまきます。 IMG_8719 (400x300)

窯の中に残ったもので捨てるものはありません。
粉のようになった灰までかき集めて活用します。

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あさまグリルのスタッフ嶋村さんも、食い入るようにこのリポートを毎回読んでいるそうです。

 

大切に使わないとなぁとつくづく思うのと、気軽に使って頂いてもちろん良いのですがカンタンになんでも手に入る時代だからこそ、こういう人の手による【てしごと】に興味を持ってもらいたいなぁ。と思うのです。

 

今回炭づくりに参加したシオノさんも、もっと知ってもらいたい!と、熱いメッセージをくれました。

あさまグリルのページにひとまずは掲載する準備をすすめようかと思っています。

 

それにしても、森づくりのために間引いた間伐材を使った炭づくり。余すことなく使う暮らしの知恵。

こういうことをもっとたくさんの人に知ってもらって体験できるような環境をご用意していきたいな思っています。

 

そうそう、そんな仕事にご興味がある方は、日本仕事百科さんに掲載中の記事も是非ご覧くださいね。

 

NAKADA