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2016-05-31

本読みの小旅行 00037. 摘み草・山菜にまつわる本

GWから始まった5月も、あっという間に最終日。
ルオムの森・洋館のまわりの森の緑も、日に日に勢いを増し、すっかり新緑から深緑へ。
このひと月の間の風景の変化には、日々びっくりしてしまいます。

森の緑ももちろんすばらしいのですが、実は「ルオムの森」では、足元にも「お宝」がたくさんあることをご存知でしたか?
広い敷地のなかに、散策ができるコースがあるのですが、そこかしこにこの土地ならではの山野草がたくさん見られます。
ほとんどが元からこの場所にあったもの。
山野草に詳しい我らが地元の師匠Tさん(自然のことならなんでもござれの歩く生き字引!)の力を借りて、数年かけて手入れをしてきたところ、ぐんぐんと生長し、種類も増えてきました。

さらにTさんに教えて頂いたところによると、これらの山野草、食べられるものがほとんどなんだとか!
こちらに住んでいると、フキノトウやタラの芽、ウドなど、山菜としてメジャーなものはひととおり味わう機会がありますが、そうした特徴的なもの以外のいわゆる「道草」は、どれがどれやらなかなか覚えられず…。
それがTさんにくっついてそこらへんを歩けば、単なる雑草だと思っていたものに、きちんと名前があって、それぞれに美味しい食べ方があるとわかって、目からウロコ。

たとえば、この時期、そこここでにょきにょき大きくなっている「オオバギボウシ」の出始めのものは、ウルイとも呼ばれて酢味噌あえが絶品。
紫の小さな花をつけている「カキドオシ」は、アクが少ないので生のまま炒めても良し。
サンショウは、実は有名ですが、「木の芽」と呼ばれる葉っぱだけで佃煮にしてもピリッとして美味、などなど。

また、積み草とは少し違いますが、今の時期、ハラハラと落ちてきているモミジの青い葉っぱ。
齧ってみると、これまたびっくり! フルーツのような甘酸っぱい味がするのです。
(騙されたと思って、一度、お試しを!)

ただ、なかには、食べられるものに似た形の毒草(トリカブトやスイセンなど)もありますので、やはり「積み草」は、詳しい方のガイドのもとに試してみるのをオススメします。

また、ルオムの森の敷地内の野草は、ただいま大事に育成中ですので、特別なイベントなどの時以外、観察のみで、採取はご遠慮ください。
そのかわりとして、「図書室」では、積み草や道草料理のガイド本を何冊かご用意しています。
お時間があれば、本を片手に敷地内を散策してみると面白いですよ!

 

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奥にあるのが「オオバギボウシ」。

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青々としておいしそうですが、これが危険なトリカブトです!

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齧ってみたらあまずっぱーい!!

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山野草や摘み草については、もっともっと知ってみたい今日この頃です!

(マツブックル)