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2016-06-21

本読みの小旅行 00038. 『アウトドア刃物マニュアル』

「百年文庫」図書係からのお知らせです。

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「北軽井沢スウィートグラス」や「ルオムの森」とも関わりの深い、アウトドア写真家でありハンターでもある荒井裕介さんの新刊が、図書室にも到着しました。
6月20日に発刊されたばかりのこちら、「アウトドア刃物マニュアル」(誠文堂新光社)です。

一般的にはかなりマニアックな種類の本かもしれません…(笑)。
ただ、ここ北軽井沢のような山間の暮らしでは、知っておいて損のない情報が満載。
(むしろ「株の運用」だの自己啓発系だのよりは、もっとも身近で必要とすべき「How to」本だと言えるでしょう!)

キャンプなどアウトドアでは大切なツールとなるナイフや斧などの刃物。
しかしその適切な取り扱い方を知らないと、性能を発揮させるどころか、怪我をしたりさせてしまう危険な道具でもあります。

今も「アウトドアでは、、」と書きましたが、斧や鉈など、数十年前までは家庭に一般的にあった刃物が、現代では急速に日常の暮らしから遠いものになりつつあるように感じます。
都会っ子の多くは、ホンモノの斧や鉈なんて、見たことがないのではないでしょうか。
むしろ、「危ないから」と、大人が遠ざけようとする場面を見ることのほうが多いですよね。
危険さばかりクローズアップしてしまうのではなく、それぞれの刃物の特徴や特性、それらが伝統的に使われてきた理由も含めて、あらためて知っておくことは、今、とても大切なことではないかと思います。
そして、知識だけでなく、キャンプなどのフィールドで、実際に肌で体験してみること。
そのための、今までなかったガイド本が、この1冊です。

荒井さんはこれまで何度か北軽井沢に来られて、アニマルトレッキングツアーのガイドや、「ブッシュクラフター」(※ブッシュクラフト=自然の中にあるものだけで道具をつくり火を熾したり生活する知恵のこと)としてのレクチャーなどをしてくれました。
この本のなかでは、そんな一場面も紹介されています。
また、「ルオムの森」スタッフでありながら北欧のサーミ文化に詳しく、鍛冶職人でもある桑田瞳による、ナイフづくりの実践編もたーっぷりのページで掲載されています!
そのほか、北軽井沢で長年カスタムナイフづくりをされている「BEARTOPE」の福田さんのナイフメイキングも詳細に紹介されていたり…と、北軽井沢住民には見逃せない内容に。

ナイフ初心者から、ずっとお気に入りの一本を探し求めているという上級者にとっては「待ってました!」な待望の一冊。

ここまで書いておきながら、私自身、薪割りまでは(たまーに)するものの、お手入れや種類についてはまったくの門外漢。
でも、刃物に詳しくて、ピカピカに磨かれた「マイナイフ」を持ってて、何気ないときにスチャッと懐から取り出してバシバシさばいちゃったりする女子がいたら、めちゃめちゃカッコいいですよね?!
ちょっとずつ勉強して、いずれはそんな切れ味抜群の「刃物女子(!)」を目指したいと思います!

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(マツブックル)