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2017-01-29

愛の宿る木

木々の葉がすっかり落ちたこの季節、視線を上にやると目に留まる木の上のまんまるもじゃもじゃ。これ実は、「ヤドリギ」というれっきとした植物なんだそうです。1

今回、ルオムの森で古くなってしまった木の伐採がありました。クレーンが出動したこの機会に、高い枝にあるヤドリギも合わせて伐り落としてもらいました。寄生するヤドリギは緑の葉を持つので自ら光合成はしますが、宿主から水分や養分を吸い取るため木を弱らせてしまいます。森の木が健康に一生を全うできるよう、このように人の手を入れながらルオムの森は保たれています。2ところで、いつもは遠い高いところにあるのを見上げるだけのヤドリギ。初めて間近に見たので興味が湧いて調べてみました。すると、色々な形で人の暮らしに密着している植物だということがわかりました。

まず美味しそうな橙色の実。食べてみるとほんのり甘く、爽やかで青々しい風味がします。そして粘り気が強い!指で潰すと糸を引き、食べた後は口の中にまとわりつきます。この強い粘り気のおかげで鳥に食べられ糞で出た後も、木にくっついて繁殖することが出来るのです。3この実を洗双糖と煮詰めて、ジャムにしてみました。火をかけるほどに、粘り気が増してキョーレツなネバネバの塊に!味はほんのり甘くて、「美味しい」と言うほどではありませんがまあまあ食べられました。6

そして葉や茎は漢方として使われ、高値で売買されることもあるそうです。体に良いと分かれば、やってみなければなりません。今回は葉を摘んで薪ストーブで乾燥させて、煎じて飲んでみました。7

ウ、、、、ウマい!!!

香ばしい烏龍茶のような香りと、とろみの中に甘みがあって飲みやすく、なんだか体にも良いような気分になってきます。今回、一番の成功でした。

また、ヨーロッパの方ではクリスマス飾りとしてブーケやリースにされます。4元はケルト神話や北欧神話でヤドリギは「幸福」をもたらす縁起の良い聖なる木とされたところから由来します。ヤドリギの下で幸せな結婚を願いキスをする習慣もあるとか…!実は、幸せの宿る木だったんですね。

ヤドリギのあるルオムの森では男性と女性の出会いをつなげるイベントを行います。

nice to meet you 雪舞う森で恋しましょう

この洋館に足を踏み入れれば、皆様の頭の上には幸せのヤドリギが…ヤドリギを見つけにルオムの森に来てくださいね!今の季節がおすすめです。