toggle
2017-11-08

清き狼煙

私たちの住む浅間北麓では、古くから薪炭と深いつながりがありました。冷涼な気候と火山灰土の痩せた土地で、今のように技術が発展する前までは農作物を作るのは大変難しいことでした。なので山から木を伐り出し、木材を薪炭として売って生活の糧としていたそうです。

私たちルオムの森には「あさまの薪」という仲間がいます。地元の原木にこだわり、薪のある生活をお届けしています。

そこの薪となる木を伐っている現場に行ってみると、昔に使われていた炭窯の跡が残っていました。扇形の山あいの地形が、木を伐って降ろし、そこで炭を焼いて価値を高めて、軽くして町へ降ろすのにちょうどよい地なのです。この窯の大きさだと一人で白炭を焼いていたのでは無いかとのことでした。戦後、空襲で焼け出されて職や居場所を失った人たちが冬になるとこの山に入って炭を焼き、炭窯のあたたかい熱を利用してここで寝泊まりしていたこともあったそうです。(寝泊りしていたのではないか?と思われる小屋の跡)

 

この地と深い関わりがある薪炭。今では他のエネルギーに変わり、生活からその姿を消しました。けれども、炭焼きの技術を今も遺してくれている方がいます。その方がこのおしぎっぱの森の木で焼いてくれた「ギッパ炭」をスウィートグラスのイベント「あさま狼煙」で販売致します。

炭は煙が少なく「狼煙」は余り上がりませんが、清き狼煙に込めるのは炭を大切にし森や山と長く寄り添っていきたいという願い。ぬくもりとこの土地への想いが詰まった炭場へ是非、おいでください。

ギッパ炭の詳しい説明はこちら →