Face IDと指紋認証のどちらが使いやすいかは、生活の中で認証する姿勢や環境によって変わります。画面を正面から見ることが多く、指の状態に左右されたくないならFace IDが候補です。机の上に置いたまま操作することが多い人や、顔を向けずに解除したい人には指紋認証が合いやすいでしょう。どちらか一方が常に優れていると考えるより、失敗しやすい場面を先に想像するのが近道です。
場面で選ぶ
マスクを着ける機会が多いなら、指紋認証は顔が隠れる影響を受けません。一方、対応するiPhone 12以降なら、設定によってマスク着用時のFace IDも利用できます。手が濡れやすい仕事や家事が多いなら、指先の状態が認証に影響する指紋方式は不便な場合があります。サングラスを常用するなら、マスク着用時Face IDとの組み合わせにも注意しましょう。
購入前確認
候補機種では、まず搭載されている認証方式を確認します。次に、指紋センサーが指の届く場所にあるか、顔認証を使うときに自然に画面を向けられるかを試しましょう。最後に、利用したいアプリのログインや決済でその方式が使えるかを調べます。端末のロック解除に対応していても、すべてのアプリや支払いで同じように使えるとは限りません。
迷ったら、普段の持ち方、マスク・手袋の使用、保護フィルムの有無を基準に選んでください。そしてどの方式でも、予備のパスコードやPINを確実に管理しましょう。生体認証は入力を省く便利な入口であり、端末を守る基本設定と組み合わせてこそ役立ちます。